2009.02.20 Friday
<急性骨髄性白血病>
<急性骨髄性白血病>
【概要】 白血病は、白血球が悪性腫瘍(がん)化して白血病細胞となり、血液または骨髄の中で増殖する病気である。骨髄とは、骨の中心部にある血液を造る場所のこと。白血病は一般的に臨床経過、または検査所見により、急性白血病と慢性白血病に分類される。急性白血病は、白血病細胞の種類により、さらに急性骨髄性白血病(急性非リンパ性白血病)と急性リンパ性白血病に大別される。日本での急性白血病の発症頻度は人口10万人あたり約6人で、成人では骨髄性白血病が80%以上を占める。 【事情】 白血病の原因はまだはっきりしていないが、血液細胞の遺伝子レベルでの(多くの場合、後天的な)異常が原因となっていると考えられている。ある種の先天性の免疫不全症や、染色体(遺伝子)異常を伴う先天性疾患でも白血病が発生しやすいといわれている。また、放射線・抗がん剤なども白血病を引きおこす可能性があるもされており、これらの治療を受けた後に発症した白血病を二次性白血病と呼ぶ。しかし、大半の場合は明らかな原因が不明なので、効果的な予防法も明らかではない。成人急性骨髄性白血病も他のがんと同じように、早期の全身状態が良好なうちに発見されれば、完全に治る可能性が高くなる。ただし経過が急激であるため、放置した場合は急速に進行する。化学療法や骨髄移植療法などの治療法は年々進歩しているが、血液専門家のいる病院での治療が必要なので、白血病が疑われたらなるべく早く専門病院に紹介してもらうことが大切である。 |